2011年1月 9日

SergeでAVIA

年末に突然思い立って髪を切りに行きました。
中能登町のSerge(セルジュ)さんです。
床屋さんに行くようになったのはここ2、3年のこと、それまではずっと自分でバリカンで坊主にしていました。坊主はちょっとのびかけた時が一番情けないので2、3週間にいっぺんは刈っていたのですが、能登に住み着いてから何となく床屋さんに行ってみたら、あまり切らなくても気にならない切り方というのがあるらしく、餅は餅屋だなあと納得しつつ数ヶ月に一度切ってもらいに行っています。

このSergeさん、行くとなぜかいろいろとお土産をくれる。
町の自慢の豆腐、知り合いの猟師が射ったというキジ肉、鹿肉(結構料理するのに苦戦)、ノンホモ牛乳・・
毎回なにかくれてりゃ商売にならんでしょと思うのですが、先日は極めつけでした。

なぜかAVIAのバッシュ。

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AVIA、懐かしい人には懐かしいバッシュですよね。

シャンプーをする場所を区切っている棚に何個かバッシュが置いてあるのは知っていたのですが。
よくよく見るとなぜかAVIA。
なんでここに?と聞いてみるとSergeさんは実はスニーカーのコレクターだったのでした。
AVIAといえば昔玄人好みのドレクスラーやストックトンが履いていて密かなあこがれのバッシュでした。と言っても日本ではほとんど見ることもなく通販カタログ等で見るだけのものでしたが・・ ほかにもカールマローンが履いてたL.A.ギアやポンプ等の話もでてきてシャンプーからやたらSergeさんのテンションが上がってしまったのでした。
ちなみに私も小学校から大学まで、ほとんどバスケしかしてなくて、イタリアでもバスケチームに入っていたのです(能登に来てからぱったりとやめてしまったんですけど)。高校生くらいの時はドレクスラーのダンクが一番好きだった・・

そんな話で盛り上がった挙げ句、ひとつあげるとなったのでした。
もう一つ予備があるから、というのにも驚いたのですが、バッシュを見ながら酒が飲めるというのにも驚き。ホンモノのコレクターです。
でもこれ髪のカット代より高いんじゃないでしょうか・・

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こちらはいつももらってばかりで申し訳ないので以前作った額縁。
Sergeさんのおじいさん?が使用していたという思い出のはさみ。
もう使えないけどいつも見える場所に置いておきたいという希望だったので、簡単ですが額縁にいれて飾れるようにしてみました。

こんな物々交換的なやりとり、田舎ならではとも思い楽しませてもらっています。 バスケ好きな方Sergeさんに行ってみてはいかがでしょうか(他にもバッシュの予備があるかどうかは分かりませんが・・)。




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