2014年2月17日

(続)大豆の収穫

大豆の収穫の続き。

仲間と収穫した大豆。
せっせともぎ取った大豆を、知り合いの納屋の中で感想させてもらう事10日程。
一方、もぎ取れなかったものは、通りかかった地元のおばちゃんの声に耳を傾けやはりハザ干し。
空き家になっている軒先で干場を作って乾燥を試みました。

ところが、
11月下旬のいわゆる「鰤おこし」シーズン。
毎日雷がゴロゴロ、雨がザーザー、時には虹がキラリ。
そんなめちゃくちゃな天気の中、納屋の中の大豆も軒先の大豆も全く乾きません。

しびれを切らせ、今度はさやから豆を獲って豆を乾燥させちゃえ!という強引な手段まで使い、今度はもくもくとさやから生豆取り。その大部分はすでに雨で腐っている有様。
それでもボールに少し収穫出来満足しているのも束の間。
日に日に豆からカビが。。。。。

同時に軒先の大豆もウエットなまま。

もう、今年の大豆はあきらめた。
散々時間をかけた割には乾かせない(涙)
そう思いつつ、とりあえず一部の大豆を自宅に持って帰り、玄関横でさらにハザ干し。

豆が乾かないせいか、しばらくは大豆の事を考えたくないせいか、この大豆は結局年明けて1月も後半までこのまま居座るカタチに。そして、雨や雪にも多少あたりながらも、1月終わりには結構乾いて来ている!

いよいよその時がやってくるのです。

DSC_2784.jpg

登場したのは何年も前にどこかの納屋から頂いて来た一つの道具。

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そうだ、これこそが豆を叩くものに違いない。
虫食いもこのさい気にしせずに、豆を叩いてみました。

すると、豆がぴょんぴょん飛び出して来ます。

DSC_2791.jpg


次に登場するのがコチラ。

これまた、昨秋に倉庫に眠っていたものを頂きました。
DSC_2814.jpg


上から豆と殻を入れる。
DSC_2806.jpg

ハンドルを回すと

DSC_2817.jpg

横から殻が見事に飛んでいきます。
DSC_2822.jpg

その結果、
こんな風になりました。

DSC_2824.jpg

殻は完全にとれないので、この先は手作業で。


思いかけぬところから始まった大豆作り。(正確に言うとやったのは収穫のみ)

本当に大変さを痛感した一連の収穫作業でした。
でも、またチャレンジします。
そう、今度は植えるところから。

どうぞ、お楽しみに!

(chie taguchi)

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