2013年9月28日

穴水駅そば切り仁

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待望の仁さんのお店が穴水駅構内に開店しました。

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ホームに面した独特の空間。

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手まつりでもお馴染みのメニュー。

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石臼引きの美味しいおそば

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仁さんの笑顔。

ごちそうさまでした。



2013年9月25日

鳳至木材

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現在設計中のお施主さんと一緒に輪島の鳳至木材に行ってきました。
ここに来る度に地面に積み上げられた丸太の迫力に圧倒されます。

現在の建築はできあがってしまえば柱はほとんど壁の中に隠れてしまうということも多いです。
私たちが設計する建築ではなるべく自然から伐採して来た柱の存在を感じることができる空間を作りたいと思っています。
そして製材前の丸太の姿もお施主さんに見て頂くことで、建物が地元の環境の一部からできているという意識を共有できたらと考えています。

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今回のお目当ては能登ならではの材能登ヒバ、通称「アテ」。
木で虫が食い易いのは白太の部分なのですが、アテは白太が薄くほとんどが赤身、
そのため虫にも食われづらく、水にも強い、とりわけ湿気の多いこの地方にはうってつけの材なのです。
しかし良いところばかりではありません、アテは螺旋状に成長するため木目が上に行くにしたがって捩じれています。
この捻れがくせ者で、製材した木を乾燥させると捩じれてしまうのです。
そのため木を扱う職人さんからはアテは暴れると言って敬遠されているところもあるのです。

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木は急激に乾燥させると変形してしまいます。 変形を最小限に抑えるために、鳳至木材では丸太のまま自然乾燥で寝かせた材を、オーバーサイズに製材してさらに寝かせ徐々に乾燥させていきます。
ゆっくりと自然乾燥させることで木の繊維を壊さずに含水率を下げることができるのです。

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敷地内に見つけた小屋の外壁。
製材所ならではの材の使い方、製材でカットした耳の部分を利用して作られています。
この外壁はいつか使いたいです。



2013年9月24日

aiko HP

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"aiko"こと革職人のお二人、高畑愛子さんと高畑圭介さんのHPが完成しました。
notodesign iPhonecase以外のお二人の作品もいろいろと見ることができます。
是非チェックしてみてください!

http://www.aikonokawa.jp


2013年9月24日

冊子「のて」

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能登島の豊かな暮らしを少しでも知って頂けたらと、手まつりのメンバーで冊子「のて」を制作致しました。
のとじま手まつり2013の特集ページと、様々な視点からの島暮らしが掲載された読み物です。

販売店情報、ネットからの購入方法等詳しくは「のて」のページをご覧ください。

冊子「のて」


2013年9月22日

稲刈り|バインダー

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今年からバインダーという稲刈りの機械が我が家にやってきました。
中能登町で米づくりをしている友人からの借りもらい品。
このバインダーというやつは稲を「刈って縛る」ところまでを自動でしてくれる、
手刈りからコンバインに移行する時期の短い合間に使われたちょっと珍しい機械です。

コンバインでは刈って即脱穀までをしてくれますが、脱穀された米は乾燥機に入れる必要があります。
その点このバインダーは刈った藁ごと縛ってくれるので、それをハザ干しして天日乾燥することができます。
コンバインで刈るよりも手間はかかりますが天日乾燥の方が美味しいお米になり、刈った藁も束ねて保存でき利用することができます。

前年まではおばあちゃん達に手伝って頂いていた稲刈りですが、今年はこのバインダーで!と意気込み自分達だけで稲刈りに臨みました。

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ところが、この機械の扱いが想像以上に難しい。
連日の雨で田んぼが乾いておらず、泥だらけの中の稲刈り、バインダーのタイヤが泥に沈み身動きが取れなくなってしまったのが初日。この雨と今年はよく太った籾のお陰でほとんど寝てしまった稲達が機械に絡み付き刈るのもままなりません。
泥だらけになりながら田んぼの中で悪戦苦闘していると、たまりかねた通りすがりのお年寄り達がいろいろとアドバイスをしていってくれます。

「田んぼをもっと乾かしておかなければだめだ」
「倒れた稲の正面から刈るのではなく、稲を起こしながら刈ったらどうだ」
「田んぼを廻りながら刈るのではなく、一方向に刈ってみろ」
とか、事細かに指示を頂きます。

そんなアドバイスのお陰で何とか持ち直し、徐々にバインダーを使いこなすことができるようになってきました。

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最初に刈った稲から最後に刈った稲との時間差はなんと4日(その間子供の運動会やら何やらもありましたが・・)。
最後の稲をハザに干し終えた時には最初の稲はかなり乾いていそうでした。
これではお米の乾燥にばらつきが出て含水率が一定にはならないかもしれません・・味にも差がでてくるだろうか。

どうせ自分達で食べるお米だしまあいいかと開き直りつつ、
この苦い経験は来年からの米づくりにも活かしていかねば・・



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