ハザ作り

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刈った稲を掛けて乾燥させるハザ干しをするためのハザの制作方法を教えていただきました。
先生は隣の在所向田で何十年も自然乾燥でお米づくりを続ける高橋さん。
高橋さんもかつて在所のお年寄りに建て方を習ったのだそうです。

縦竿は杉の丸太、横竿も下は杉の丸太、上に行くに従って竹を使います。
材料は全て高橋さんが納屋に持っていたものをいただきました。
腐らせなければ杉は数十年、竹でも10年は使えるとのこと。

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上の段を縛る時は1段目に杉の丸太を掛けてそこを足場にして上に登ります。

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島ではなにかと使う機会が多い男縛りでハザは全て縛ります。
教えていただくたびに忘れてしまう縛り方ですが、今回はかなりの回数をこなしたので大分手が覚えてくれたかもしれません。
この男縛りで一段づつ、左右交互に掛けて縛っていきます。
縦竿と横竿は2周巻いて縛っているだけで落ちてこない、簡単で丈夫さらに解きやすいという万能な縛り方。

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昔はわら縄だったそうですが、今は扱いやすいということでPPロープ。
このロープも3年くらいは解いてまた使えるということで、材料費はほとんどかかりません。

ハザ_DSC5918.jpg

2時間ほどで完成したハザ。

ハザ_DSC5919.jpg

縦竿の間隔は約2m。
一段で2束の藁が掛けられる予定です。
1束は縛った稲藁が12本。
一反部で取れる田んぼは約200束とれるそうです。
うちは例年100束もいかないので10間あれば十分のはず。。

こんなに早く建てられるとは驚き。
今までハザもどきをつくって効率がいいと自分では思っていましたが、
やはり本物の方が数段上でした。



桑の実

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アテイエのすぐ隣の敷地に、大きな桑の木があります。
昔は能登島でも蚕を飼っていたから蚕のエサである桑の葉が必要で、桑の木を植えていたと聞いたことがあります。
その桑の木に気がついたのは丁度2年前のこと。
家の前の道路に桑の実がよく落ちていたのです。
きっと、鳥が運んでいる間に落としたんだなと思い、家の周りを双眼鏡でキョロキョロ。
すると、思いのほか近くに発見!

そして、昨年から桑の季節になると子どもと実を取りに行っています。
今年も桑の実の季節になってきたので、子どもたちに伝えると、行く行くー!と。

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近所のおじさんに許可を得て、事前に木の下草を刈りました。
今年は、木の枝が下に足れていて、子どもたちでも簡単に採ることが出来ます。

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これからのもの、赤いもの、熟して紫のもの。
順番順番に実って行くので、しばらく楽しめそうです。

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ジャムするからねと言ったのですが、そのまま口に入った方が多いのでは!?

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はい。今日の分。
また数日後に取りに行って、ジャム用に貯めていこうと思います。

種籾の脱芒

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4月7日は在所の春祭り、豊作を祈ってから今年の米作りのスタートです。

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今年も種もみの準備から、去年までの反省を活かしてまず脱芒作業を行いました。
もちをつく"もちっこ"という機械を使って2度に分け各10分ほど回します。

それ以降は概ね昨年と同様に
http://www.notodesign.jp/ateie/blog/2015/04/47.html
塩水選と温湯消毒を行いました。

1週間から10日ほど水に漬けて発芽を待ちます。


2/25に金沢21世紀美術館で開催されていた木育キャラバンに行って来ました。
木育講演、木育ワークショップ、木組みの小さな木の家など、見たい、聞きたい、やりたい事満載。
午前中は木育講演と子どもたちが木のオモチャに触れられる木育キャラバンのチームに分かれて行動。

木育キャラバンコーナーでは、子どもたちは大興奮。次から次へと楽しそうなおもちゃを見つけて遊びます。もちろん喧嘩をしながら。
最初にはまったのは木琴すべり台。木の種類によって木の音色が異なります。木の玉が転がり落ちるようになっていて、組み合わせで曲を作れたりも出来るようでした。

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一番下の娘も一生懸命玉を拾って高いところから転がしていました。

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葉っぱの形をした薄くスライスしてある木。後ろにマジックテープが貼ってあり、ぺたぺたとつけたり外したり出来ました。

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木のプール。 最初は躊躇していた娘も、中に入ってみればダイナミックに兄と戯れていました。

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周りの子達に協力してもらい、木の風呂につかる長男。

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木のオモチャに触れることが木育の第一歩ということでしょうか。
そんなこととも知らずに、ただただ楽しむ子どもたち。
それが大事なんでしょう、きっと。

そして、午後からは「木組みの小さな木の家」の組み立て、解体を見学。
畳3帖程の空間を木組みで作り上げていく様子を見ることが出来ました。
子どもたちも真剣な眼差しで出来上がりを見守りました。

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大工さんが二人掛かりで目の前で組み立てていきます。

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床には畳。

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建具、壁、天井もつきます。

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木はこのようにしっかり木組みで固定されています。

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出来上がり後、子どもたちは中に入る許可が出て、木のオモチャで遊びました。

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木組みの空間は1時間後には解体が始まりました。
解体は美術館の外から眺めることに。

木組みでは栓を使って固定しています。
木組みで建てているアテイエにも見える所に栓が何ヶ所かあり、家と一緒だねと子どもたち。
小さいスケールだったので、木組みの組み立てを見学するにはちょうどよかったかと思います。

今回、「木育」というキーワードでイベントに参加しました。
そこで改めて感じたのは、私たちが作りたい、地元の木を使った家、そして木組みの家は、「木育」でもあるということ。
うちの子どもたちは、アテイエで育ち、知らぬ間に木育をうけているということ。
地元の木を使い、木のある空間の良さを伝えることを、「木育」という観点からも出来るよう、私たちももっと学んでいきたいと思ったのでした。

千葉にある古民家のリフォームの相談に行ってきました。

綺麗な里山の風景の中に建ち、築130年の母屋に当時のままの厩、堆肥舎、蔵も残す敷地全体を
それぞれの将来的な使い方も含めて建物の維持管理を行っていくことは、家の持ち主だけの問題ではなく、
地域の環境と人々の暮らしをどう維持していくかということにも繋がり、
能登、千葉に限らず日本の里山が現在直面している問題だと改めて感じました。

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築130年にもなるという、大きな古民家。
以前茅葺屋根の葺き替えが必要になった時、葺き替えはせずにそのまま金属の屋根を被せた状態。

古民家で生活している人にとっては、生活の不便さ、家の温熱性能の低さ等が解決すべき喫緊の課題であったりしますが、
世代を超えて残ってきた建物の素材や雰囲気を残しつつ、さらに次の世代にも残っていくであろうことを考えると、
簡単にその時の都合で古い部材等を変えて新しい間取りにすれば良いということでは済まされません。
それは建物が立派であればあるほど持ち主の方にとっては気持ち的にも金銭的にも負担になってしまうという事実もあります。

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裏庭には樹齢1000年とも言われる大きなシイの木がありました。

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この家の守り神でもある大シイの木に寄り添った暮らしができる器としての古民家を、
良い形で残していけることを願いつつ、再生の道を考えていけたらと思います。


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