千葉にある古民家のリフォームの相談に行ってきました。

綺麗な里山の風景の中に建ち、築130年の母屋に当時のままの厩、堆肥舎、蔵も残す敷地全体を
それぞれの将来的な使い方も含めて建物の維持管理を行っていくことは、家の持ち主だけの問題ではなく、
地域の環境と人々の暮らしをどう維持していくかということにも繋がり、
能登、千葉に限らず日本の里山が現在直面している問題だと改めて感じました。

古民家大シイの木DSC_4526.jpg

築130年にもなるという、大きな古民家。
以前茅葺屋根の葺き替えが必要になった時、葺き替えはせずにそのまま金属の屋根を被せた状態。

古民家で生活している人にとっては、生活の不便さ、家の温熱性能の低さ等が解決すべき喫緊の課題であったりしますが、
世代を超えて残ってきた建物の素材や雰囲気を残しつつ、さらに次の世代にも残っていくであろうことを考えると、
簡単にその時の都合で古い部材等を変えて新しい間取りにすれば良いということでは済まされません。
それは建物が立派であればあるほど持ち主の方にとっては気持ち的にも金銭的にも負担になってしまうという事実もあります。

古民家大シイの木DSC_4512.jpg

裏庭には樹齢1000年とも言われる大きなシイの木がありました。

古民家DSC_4505.jpg

この家の守り神でもある大シイの木に寄り添った暮らしができる器としての古民家を、
良い形で残していけることを願いつつ、再生の道を考えていけたらと思います。


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