能登デザイン室 | calendar

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能登デザイン室 | 最近のブログ記事
能登デザイン室 | デザインアーカイブ

2010年11月15日

iphone case ホワイト新発売!

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ご好評頂いているiphoneケース。
5色展開していましたが、ついに新色「白」が登場しました!!

革職人・高畑愛子さんと何度も試行錯誤を繰り返して出来上がった「白」のケース。
ちょっと惚れ惚れするくらいに美しい「白」。
僕も早速今日から白のケースにチェンジしました。

http://www.notodesign.jp/iphonecase/white.html



2010年11月 8日

信楽ライフ・セラミックス展

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やきもののまち信楽でデザイナーと窯元が新しい生活シーンの提案をする展示が行われているみたいです。 信楽ライフ・セラミックス展をプロデュースするのはこの間能登島にふらりといらした印南比呂志さん。実はヴェネツィア建築大学の先輩(僕がいた時にはヴェネツィア市長だったマッシモ・カッチャーリの授業を受けていたというのも羨ましい話)ということにも驚きましたが、先日宇治へ行こうと思ったら道を間違えて寄った信楽で見つけた素敵な「shiroio-ie」のプロデュースもなされていたということでひょんな縁を感じたのでした。

そして来週末の14日には高知の梅原真さんと能登は輪島キリモトの桐本泰一さんを招いて談話会を行うということ・・
これは是非行きたいです。
関連イベント:トークショー? 『地域を元気にするデザイン』
ちと遠いけど行けるかな?





ニッポンの風景をつくりなおせ--一次産業×デザイン=風景ニッポンの風景をつくりなおせ--一次産業×デザイン=風景




2010年10月15日

21美「生活工芸展」展示台

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金沢の21世紀美術館で生活工芸展が行われています。

http://www.seikatsu-kogei.com/

能登デザイン室では、今回その展示台のデザインをさせて頂きました。
主役は展示品なので何の変哲もないテーブル。
「生活工芸」を載せる台ということで、それ自体も極力普段の生活の中から持ってきたようなものにしたかったのです。
制作は金沢の家具屋さんと言えば、工人さん

今回の展示台は展示が終了した時点で購入もできるそうです。
HPで予約を受け付けているようなので興味のある方は是非。

展示テーブル
サイズ:D75cm×W180cm×H70cm 組立式
価格:税込31,500円 ※送料別途
(限定50台)

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台ではなく展示の方は必見です。

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18人のセレクターが、自身が思う「生活工芸」の選定を見ることで、その人の生活の輪郭が見えてくるような・・そんな見方もあるかなと思いました。

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大人気、「乙女の金沢」展も17日まで!




生活工芸 new standard crafts
生活工芸プロジェクト (著)





2010年10月13日

木の時計「cube」、「cake」

普段商品開発のお手伝いをさせて頂いている時計メーカー、タカタレムノスから2つの新商品のお知らせ。
どちらも木という題材を扱った形の時計ですが、その表情はそれぞれに個性的です。

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安積朋子さんがデザインした「cube」。
木のブロックを模したアルミ鋳物による製造ですが、今までのアルミ鋳物というイメージを感じさせない、暖かみのある商品になりました。
商品の印象は柔らかいですが、製造方法はとっても頑固。
キューブの6面すべてに杉の木目を模した凹凸が入り、尚かつ中は空洞で鋳造には中子(なかご)という別パーツが必要となります。
とにかくこの形状をアルミ鋳物でつくるのはとっても難しいのです・・
製造している鋳物の型をご紹介(していいのかな?ダメだったら言ってください・・)。

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まるでピラミッドのように砂の型に埋め込まれた「cube」の型。
木目の一本一本が上下の型からスムーズに外れるような傾斜をつくってあるのです。
自然の木の木目は当然そんな鋳物の都合を考えた傾斜はついていません。
なので、すべての木目を鋳物の型に合わせた傾斜を付けながら再現することに・・
塗装もしてあるのでぱっと見はアルミでできているとは分からないかも知れません。

cube
http://blog.lemnos.jp/?eid=97111


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そして五十嵐久枝さんデザインによる「cake」
厚みのある無垢のタモ材をくり抜いて時計の枠にした、とても贅沢な時計です。
思わず手に取りたくなる木の表情はオイルフィニッシュならではのもの。
今までの商品開発の中では、塗装行程の手間や、汚れに対する消費者の認識の違い等、つくり手や売り場の都合から避けられてきたオイルフィニッシュですが、常に木を生かしたデザインをされる五十嵐さんのお陰で、従来のやり方から一歩踏み出すことのできた時計です。

cake
http://blog.lemnos.jp/?eid=97108


お二人のそれぞれの「木」の時計。
是非お店で手にとってみてください。




誰のためのデザイン?--認知科学者のデザイン原論
ドナルド・A. ノーマン (著)





2010年9月17日

「aiko」の工房に行ってきました。

発売して二ヶ月足らずですが大変ご好評を頂いている"notodesign iPhone case"、ナチュラルタイプの使用後3ヶ月の色合いと、梱包イメージの紹介をHPに追加しました。

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こちらは梱包イメージ。

ついでにaikoの工房内も少し覗き見。

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型で形をつくった後、乾燥中のケースの片面達です。
一番人気のアンバーブラウンが多いですね。

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削り節のような革の削りカス。制作の際、愛子さんが丁寧に微調整をする時にでるものです。

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作業中の愛子さん。

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それぞれにメモ書きしてあるこの白い革の端切れ達は・・
以前ちらっとご紹介したホワイトバージョン、実はまだまだ検討中です。
白の白さ加減をコントロールすることが想像以上に難しく、いろいろと試していただいています。

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こちらは、
愛子さんの旦那さんで木工作家の圭介さんの作品のようです。
竹を伐ってくるところから始まり、細かく裂いて、編む。
その後の漆塗りの仕上げまですべて自身でする恐ろしい人です。
性格は仏のような人なんですけどね。

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ヒョウタンのような、有機的な形を削りだしたお皿も見つけましたよ。
今後どんな作品を作られていくのか、とても楽しみです。




小さな森の家--軽井沢山荘物語





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