前田利家により、七尾湾を見渡す小高い丘に築かれた小丸山城跡地の公園の整備計画の一部、七尾の街並みと七尾湾を一望する櫓の設計。
能登原産の木アテをふんだんに使用し、四阿を配した日本庭園の雰囲気を壊すことなく、庭園内を回遊しながら七尾の街並みを一望できる一段高い場所へと自然にアプローチできるような構造物を計画しました。 既存の地形と木の配置を活かしつつ、櫓が庭園内において威圧感を与えることのないような形状を探りつつ、物見櫓としての眺めの良さを確保できるようなデザインを目指しています。
庭園、四阿の設計は橋本建築造園設計さん、照明計画は家山真建築研究室の家山英子さんとご一緒させていただきました。
