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2011年1月26日

氷見の料理旅館「はしもと屋」

昨年の秋、氷見の料理旅館「はしもと屋」の若女将から、HPでトイレのピクトサインを見たということでメールを頂きました。丁度旅館の水廻りを改装中でトイレのサインを探していたところ、たまたま目に停めて頂けたようです。

その後ピクトサインを納めさせて頂き、工事は無事終了して11月から新装開店をされていたのですが、先日、ちょうど自分の誕生祝いということで、妻の提案で家族で泊まりに行こうということにあいなりました。

僕と同年代の、懐石料理を修行してきたという、料理人で4代目の若旦那と若女将と女将の、家族で営む料理旅館です。
氷見というと、なまじ近いがためにあえて泊まりに行く機会もなかったのですが、実際に行ってみると、同じ富山湾とはいえ微妙に魚も違い、海藻の名前も違いました。

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先付けだけでも・・
バイ貝、〆サバの押し寿司、牡蠣とナマコの酢の物+名前を忘れた海藻、サワラ湯葉巻きとゲンゲ(深海魚)の揚げ物、ふとう(ぶり?の胃袋)、ブリの内蔵、イカのゴロ(内蔵)、山クラゲ?、氷見の新鮮な材料に料理人の腕がプラスされると凄いです。

氷見のブリ

さらに刺身。
ひらめ、メバチマグロ、イカ、アジ、甘エビ、バイ貝、そしてブリ。
写真では大きさがいまいち分かりませんが上のヒラメ、40センチはありました・・
この季節、氷見で食べるブリは格別です。

他にも氷見牛等頂いたのですが、酒の都合で写真は撮られておらず・・

さて次の日の朝、
雪が降る氷点下の中、若旦那に氷見の漁港に連れて行ってもらいました。

氷見漁港 ブリ

期待どおりのシーン。港にあがったばかりのブリが並べられていました。

氷見漁港 ブリ

揚げられたばかりのブリ、触ってみると身はとても柔らか。

氷見漁港 ブリ

しばらくして始まったブリの競り。
寒いのも忘れて見入ってしまいました。

旅館に帰っての朝風呂も格別でした。

_ND71239.jpg

旅館の部屋やお風呂から見える富山湾の景色。
晴れた日は新潟との県境、立山連峰が目の前に見えるらしいのですが、あいにくの天気でした。いつもの日本海の風景。

_ND71236.jpg

そうそう、こちらが無事取り付けられていたトイレのサイン。

_ND71237.jpg

こちらは男子。
割と人気があるようです。

いい経験をさせて頂くことができて、偶然見つけて頂いたご縁に感謝です。
氷見に行こうという方、料理旅館「はしもと屋」さんがお薦めです。
そしてこの寒い冬の季節が、美味しいものを食べるには絶対お薦め。




2011年1月14日

ヨシ子ばあちゃん

奥能登は松波に行ってきました。
昔ながらの米あめを作り続けている横井商店のヨシ子ばあちゃん。(御歳91才)
米あめの作り方を見せて頂きました。

松波飴の詳しい説明はこちら

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飴を炊く竃のへり。
使い続けられている三和土の表情がとても奇麗でした。

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原料は米と麦だけというシンプルさ。
ぐつぐつと煮える飴も、おばあちゃんの手もとても奇麗。

_ND70699.jpg

お話を聞きながら、米あめを作る際にできるもろみにあめを絡めたもの(昔のおばあちゃん達のおやつだったそうです。)を頂きました。
米あめのほのかな甘みがとても美味しかったです。

この米あめ、僕はのどが痛くなるとルイボスティーに溶いて飲むのが癖になっています。
是非なくならないでほしい味のひとつ。




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